特長
ワクチンコンポの“飛ぶ”設計と技術
最大の特長
軽さ・安定感
振り心地の良さ
柔らかさ・強いコシ
素早いしなり戻り
クアッド・
パフォーマンス設計
“-10歳分の飛距離”を実現させる
4つの高機能特性
「飛び」と「スコアアップ」を突き詰めた
シャフトブランドこだわりの
業界初※独自設計
※DR〜SWまで同じしなり具合の「FLAT FLEX設計」は業界の既成概念を打ち砕いた、業界初の設計です。
ミート率向上
ダブルカウンター設計
シャフト重量はそのままに、先端と手元にあえて重量を配分することで、“重い”・“軽い”の慣性モーメントを自在に操ることを可能とした独自技術です。ダウン時にはクラブをより重く感じられることでミート率を高め、フォロー時には逆により軽く感じられることで振り抜きが良くなり、ヘッドスピードの向上を可能としました。
しなり戻り向上
マルチレイヤー設計
ボールの捕まりを向上させることを目的とした超ロートルク設計や超ハイトルク設計など、ストレート層、フープ層、バイアス層にそれぞれ高/中/低弾性素材を組み合わせた設計の自由度が格段に向上。従来にない高弾性素材とボロンの配合が可能になり、素早いしなり戻りで初速を大幅に向上させています。
初速+捕まり向上
先端ストレート設計
先端のストレート部を従来のシャフトに比べて最大3倍の長さに延長することによりKP(キックポイント)の可動域を飛躍的に拡大。超先調子や超手元調子のシャフトの製造が可能になり、これまで以上に素早い「しなり戻り」や「ボールの捕まり」を実現しました。
※KP(キックポイント)とはシャフトの中で最もしなる部分のことを指します
方向性安定
業界初・FLAT FLEX設計
クラブ全番手のしなり(振動数)をあえて均一に設計することで、全ショットの安定化を実現。
業界の既成概念を打ち砕いた、ワクチンコンポ独自のゴルフ哲学がここにあります。
従来のゴルフクラブは、番手ごとにシャフトの振動数が変化するので、ショットの安定性を欠く原因になっていました。
そこでシャフトのしなり(振動数)を、ドライバーからサンドウェッジまですべて均一にする「FLAT FLEX設計」を採用。
異なる番手であってもシャフトのしなり(振動数)が均一になることにより、従来のクラブセットでは無意識に行っていたスイングリズムの調整作業や打ち分けが一切不要となり、全てのショットの安定性が向上します。
ワクチンシャフトは、あらゆるゴルファーに「飛び」の感動を実感して頂くために、豊富なバリエーションのシャフトを用意しています。ソフトヒッターからハードヒッターの方まで、それぞれのヘッドスピード(25〜53m/s)に適したシャフトをご提供いたします。
TECHNICAL技術と素材
素材選びや製法もまた、長年の歳月をかけて研究開発を行ってきました。
全てのゴルファーのその飛距離のために私たちは今日も妥協ないものづくりを続けています。
番手ごとに異なる芯金制作
ワクチンシャフトが飛ぶ理由は、シャフトの心臓部である芯金を独自に製作していることです。部位ごとのウェイト調整を行い、細かな配分設定を開発者と共に設計していきます。その分、製品作りには常に1年以上を要します。この独自の芯金をドライバーからアイアンまでの番手で異なる設計とし、すべての用途に適した開発を行うことでワクチンシャフトならではの飛距離が実現しています。
カーボンシート手巻き製法
カーボンシャフトは背骨になる芯金に対してカーボン、ボングステンなどの異なる素材と形状の金属シートを1枚1枚丁寧に裁断し手作業で巻いていきます。それらを電気窯に入れて熱を加える金属に定着させます。そこから厚みが均等になるように手作業で削り出していきます。長年培った職人の感覚と、精密機械技術を駆使して制作しています。
厳選された高純度素材
国産素材100%の上質な素材にこだわり、厳しい温度管理の下で素材の純度を常に保ち続けています。素材は、カーボン(炭素繊維)にとどまらず、ボロン、チタン、セラミック、アルミ、スチールなど、シャフト特性に合わせて、最適な素材を採用しています。
HISTORY開発の歩み
ワクチンコンポは、長年ゴルフ業界に関わる中で感じた、シャフトへの課題を解決したい思いから始まりました。それは、一般的にシャフトは、軽いと振りやすいがミート率が落ち、逆に重いとミート率は上がるが、ヘッドスピードが上がらない。また、柔らかいシャフトは、芯にあたれば飛ぶが方向性が安定しないが、逆に硬いシャフトは曲がらないが飛ばない。
そんな素朴な疑問がずっと心にありました。
そんな中、2008年にドライバーのルール規制により、フェイスの反発係数とヘッドの体積が規制されました。この規制により、近い将来シャフトが脚光をあびる時代が来ると信じて、翌年、株式会社グラビティーを設立。「ワクチンコンポ」のブランドを立ち上げることにしました。
これまでの培ったすべてのキャリアを活かして、試行錯誤を繰り返した結果、シャフトの重量配分を変える事により、軽いシャフトが重く感じられたり、逆に重いシャフトは軽く感じられたりすることを発見。他社に類を見ない独自の重量配分「ダブルカウンター設計」が誕生し、初代ワクチンコンポ「GR50」として販売がスタートしました。
ブランドは順調に売り上げを伸ばしていた中で、またふと疑問に感じたことがありました。
それはシャフトの硬さ、つまりドライバーからウエッジまで、シャフトの硬さがフロー(徐々に硬くなり、アイアンは、更に硬くなる点)している点でした。
ドライバーのシャフトは柔らかいのに、アイアンのシャフトは極端に硬くなっているのはなぜだろうとずっと不思議に感じていましたが、どんなに考えても、この既成事実が正しいとされる明確な理由が見つかりません。逆にこの仕様がゴルファーの上達を阻む大きな要因になっていると仮説をたて、これを解決するものこそがワクチンの求める究極のシャフトだとひらめき、それを求めて新たな試行錯誤が始まりました。
5年の歳月を経て、ようやくドライバーからウエッジに至るまで、同じしなり感で同じ硬さになるシャフトを創り出しました。従来のシャフト開発とは全く異なり、シャフト製造の根幹をなす「芯金」に着目し、独自の形状に成形することで、この画期的なシャフトを完成させました。
この他社がまねのできない革新的な「FLAT FLEX設計」で創り上げたワクチンコンポは、これまで以上に多くのゴルファーに「飛び」の感動を与え、高い信頼を頂くこととなりました。